この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
会社の元代表者が、会社に無断で、会社所有の工場建屋の登記名義を元代表者自身に移転していた事案。会社は工場建屋と底地に根抵当権を設定し、資金調達を行っていたが、元代表者の行為によって資金調達が困難になってしまった関係で、迅速な対応が要求される状況であった。もっとも、会社と元代表者とは没交渉に陥っており、受任段階では元代表者が話し合いに応じる気配は全くなかった。本件は会社側を代理した。
解決への流れ
そこで、訴訟を提起することで元代表者を引きずり出し、業務上横領等による被害届の提出も示唆することで、元代表者が会社側の要求を全面的に受け入れざるを得ない状況に追い込み、請求の認諾を勝ち取った。所要期間は1ヵ月半であった。
この事案においては、私が代理する前に既に別の弁護士が担当しておりました。その弁護士主導のもと事案を進めていたものの、依頼者は話し合い以外の解決は難しいと依頼者様は認識していた。私がお話を伺い、事実関係を整理したところ裁判による迅速な解決が可能性が相当程度あると判断しました。必ずとは言えませんが、異なる弁護士に相談することで、事態を打開できる場合もあります。