この事例の依頼主
50代 男性
相談前の状況
逮捕された方の妻。はじめてのことで何をすればよいのかわからず弁護士に相談した。
解決への流れ
すぐに来所していただき、事件の詳細を知ることと、勾留されないように速やかに活動することが重要とお伝えして受任しました。早速、夜間に接見に行き、事件の概要と逃亡や証拠隠滅のおそれがないことの事実や証拠を収集しました。検察官にも直接会って勾留請求の必要はない旨意見を述べましたが検察官は勾留請求しました。その後裁判官に直接お会いし、本件では逃亡や証拠隠滅のおそれはないことを主張・立証したところ、裁判官は検察官の勾留請求を却下しました。
逮捕事案では、とにかく素早い情報収集・証拠収集が重要です。逮捕された人自体は逮捕から勾留決定までの間は当番弁護士を呼ぶことはできても国選弁護人は選任できません。その間、迅速に動くことができるのはご家族ですから、できるだけ早く弁護士に相談することをお勧めします。