犯罪・刑事事件の解決事例
#遺産分割

【遺産分割】調停の申立から約4か月で解決した事例

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山本 哲也 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人山本総合法律事務所
所在地群馬県 高崎市

この事例の依頼主

年齢・性別 非公開

相談前の状況

被相続人の母が他界し、本来は相続人である子3人で遺産分割協議が必要な状況でした。しかし、母が亡くなる前に父が死去、その時点で子の内の1人である依頼者が遺産分割により多額の財産を取得していたという事情がありました。そのため、父の相続時に依頼者が取得した遺産額を踏まえ、母の遺産分割を行うべき、と主張する相手方相続人らとの争いとなりました。以上のような経緯から、相続人同士での話し合いが困難な状態であったため、当事務所がご依頼を受けることとなりました。

解決への流れ

遺産分割調停を申立、調停の手続きの中、早い段階でこちら側より和解案を提示することで、早期解決の結果に至りました。

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山本 哲也 弁護士からのコメント

相手方相続人としては、本件の遺産分割協議以前に、父の遺産分割協議にて依頼者が多くの財産を取得したことから、この点を踏まえた上で、今回の遺産分割協議を行うべきであるとの主張をしていました。協議ではまとまらず、調停を申し立てる流れとなりましたが、調停となると場合によっては解決まで1年以上の期間を要するケースもあります。今後の兄弟関係に遺恨を残さない為にも、法定相続分から多少の譲歩をした解決案をこちらから早い段階で提示した事により、早期解決に至った点が良かったと思います。