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より良い審理判断に向けた裁判所の取組付録 裁判官の頭脳と心に刺さる控訴理由書の書き方2023年 3月
裁判官に任官して、37年7か月勤務し、定年退官となりました。弁護士であれば、自分を活かし、社会に役立つ存在になれると思い、東京弁護士会に弁護士登録いたしました。
裁判官である間、自らが判断することが許されるのは、一つ一つの事件について、自分にできる限りのことをしたといえる仕事をすることだと心得、真摯に紛争の解決に向けて臨んでまいりましたが、これは、弁護士としても同様であり、これまでの知識経験を基に、問題点に正面から取り組み、依頼者にとって役立つ存在となることを心掛けております。
裁判官として、関東地方の地家裁及び名古屋地裁で勤務し、新潟家庭裁判所長及び水戸家庭裁判所長を務めてまいりました。
遺族が原告で加害者が被告の事件において、加害者が遺族の面前で詫びるという修復的司法を実践した経験が複数あります。真の紛争解決を目指す際の法曹の役割を理解し、実践しております。
離婚事件を中心とした人事訴訟事件のみを担当していた時期があるほか、東京高裁に合計3年2か月在籍し、家事抗告事件も担当しておりましたので、家事事件、特に離婚事件の経験が豊富で、10歳代の離婚から80歳代の離婚まで経験があります。
心理カウンセラーになるための実践的なセミナーに通って、「傾聴」を学んでおり、家庭裁判所所長として、家事調停事件に傾聴の手法を活用する運用改善に取り組んでまいりました。相談者さんや依頼者さんのお話をじっくり伺うことができます。
法的トラブルを抱えて悩んでいる方は、気軽にご相談ください。相談することにより、事案分析や法的整理が進み、問題の所在、解決方法が見えてきます。
東京法務局において、行政事件の決裁官の経験があり、さらに東京高裁で、様々な控訴理由書を検討してきましたので、裁判官の頭脳と心に刺さる書面の書き方に通じており、弁護士の方々の相談に乗ることもできます。
そのほか、日本を元気にしようとしている起業家と現代美術のアーティストの法的及び精神的支援を行っております。
プライベートでは、理系に進んだ男の子3人の母です。
【相談の背景】
結婚生活30年、専業主婦の為結婚をして子供が産まれてから喧嘩のたび誰のお金で生活をしている?お前は社会にも出られない教養もない人間だと言われるのが当たり前になり思い通りにならないとテレビを壊しテーブルをひっくり返し食べ物を散らかしビールを撒き散らし私の作った食事を目の前で捨て子供の前でも大声で怒鳴り続け、これがお前への制裁だと言われます。また私の両親が従兄弟同士の結婚ですがそんな異常な結婚をして産まれたのがお前だ、お前の親もお前もお前の兄弟もだから障害があるんだと言われました。旦那の実家で義父母の前でも怒鳴られたり暴言を吐かれた事もあります。お金の管理は私ですがローン引き落とし口座が別にありそこのカードは旦那が所有していてお小遣いとローンをそこに振り込むように言われています。引き落としに合わせて3ヶ月分まとめて振り込むのですがお小遣いの五万円の額を超えて必要経費だと言いながら8万円から15万円ほど使いローン引き落としが出来ないから早く振り込めと脅されます。お金の管理をするのがお前の仕事なのにローン引き落とし前にギリギリになっていたら振り込むべきだ、いい加減な事をするなと言われ納得出来ませんが怒鳴り散らされ、入金しないなら給与口座のカードを渡せと言われるので仕方なく入金を繰り返しています。怒鳴られた翌日から不眠、下痢、身体に発疹が出たり、発熱も食欲不振と体調を崩すようになりました。
【質問1】
下の子がまだ9歳なので離婚ではなく別居をしたいですがまず何からすれば良いか教えてください。怒鳴るたび出て行ってとお願いしてもここは俺の家だ、お前が出ていけと出て行ってくれません。
【質問2】
旦那は法律関係の職に就いていますが弁護士を今から目指す事も考えている様です。もし私が公的機関に相談をしたり怒鳴った時に警察を呼んだりしても試験さえ受かれば弁護士にはなれますか?
【質問3】
私の両親が従兄弟同士の結婚だという事で、そんな結婚をするなんてキチガイだ、異常者だ、お前たち兄弟はその影響で実は障害があるんじゃないか?と言われた事が苦痛で眠れません。訴える事は出来ますか?
【質問4】
給与口座の管理は私がしていてカードも私だけ所有しています。通帳を見せろと言われますがこんな旦那なので見せたくないので拒否し続けています。旦那との争いになった時に不利になりますか?
別途、別々の質問として、お尋ねになるのがよろしいのではないか、と思います。
【相談の背景】
昨年に知人にお金を貸したのですが返してもらえず、貸金調停を行います。
1回目の調停は相手方が出廷せず、私のみが出向き、調停員の方とお話しました。
月曜日に2回目の調停が控えております。
1回目の調停時に調停員の方から、今までのやり取りのライン履歴と時系列を作ってきてくれと言われました。
ただ、時系列を作成する際に、調停申立書に記載したお金の貸付日と金額に誤りがあることが分かりました。
貸し付けた合計金額はあっています。
【質問1】
調停申立書の内容に誤りがあった場合、どのような問題があるでしょうか?
【質問2】
時系列には正しい内容を記載しようと思いますが、それでよろしいでしょうか?
裁判所名、事件番号、当事者名、相談者さんの署名押印等は、他の書類と同じ感じにすればよいので、タイトルを、申請書訂正書にして、先ほどの回答に記載した内容を書いて、調停委員会用と相手方用、ご自分用の控えの3通同じものを作成するのがよいです。
最低限、事件番号と訂正箇所が分かればなんとかしてもらえます。
離婚したい方、夫婦関係を修復したいとお考えの方、不貞慰謝料を請求されている方、婚約破棄された方ーー。依頼者と、その家族の今後を実りのあるものにするために、支援が必要な案件を取り扱っております。離婚や男女問題にお悩みのある方は、ご相談ください。
37年余りの裁判官生活中、離婚・男女問題と無関係だった時期はありません。10歳代の離婚から80歳代の離婚まで豊富な経験があります。単位弁護士会、家事調停委員、司法修習生に対する講義を十数回担当した実績があります。
東京法務局において、行政事件の決裁官(国の事件の代理人となる訟務検事の訴訟活動、裁判所に提出する書面の質を管理するためにその添削や内容の指示する立場)の経験があり、さらに東京高裁で、様々な控訴理由書を検討してきましたので、裁判官の頭脳と心に刺さる書面の書き方に通じており、弁護士の方々の相談に乗ることもできます。
「傾聴」を学んでおり、家庭裁判所所長として、家事調停事件に傾聴の手法を活用する運用改善に取り組んでまいりました。相談者さんや依頼者さんのお話をじっくり伺うことができます。
ご希望に応じカウンセリング型法律相談も可能ですので、ご予約の際にご希望をお伝えください。
相談することにより、事案分析や法的整理が進み、問題の所在、解決方法が見えてきます。法的トラブルを抱えて悩んでいる方は、気軽にご相談ください。